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家物語

第三話 冷暖房費ゼロ住宅を目指して

はじめに

地球温暖化の実害が顕著になりつつ有る昨今。CO2削減の重要性が実感されます。一方で燃料費は高騰し、家庭の冷暖房費の負担もますばかり。

四季の美しさが目を楽しませてくれる信州では、四季が美しいからこそ年間の気温差が激しく、冷暖房費がかさむこともまた事実です。

服田建設では、この美しい信州に暮らしつづけるためにも、CO2排出量や冷暖房費を家そのもので抑制する方法を考えています。それが「冷暖房費ゼロ住宅」プロジェクトです。

服田建設がお客様にお勧めする「FPの家」はもともと遮熱・断熱効果に優れた家ですが、このプロジェクトではさらに一歩進んで遮熱・断熱性能を極限まで高め、夏の冷房費・冬の暖房費支出をどこまで削減できるか挑戦して行きます。

具体的な「冷暖房費ゼロ」への取り組み方としては以下の7項目を考えました。

  • これまで12cm厚だったFPパネルを20cm厚に
  • 床板の下にも20mmのFPパネルを施工
  • 窓ガラスは全てトリプルガラスを使用
  • 屋根下には断熱シート、断熱パネルを複合使用
  • 部屋にこもった熱を効率的に排出する換気システム
  • 太陽光発電によりクリーンエネルギーを自家供給
  • 太陽光発電を有効に利用できるオール電化

このプロジェクトは主旨にご賛同いただきました施主T様邸として2008年9月に建造が始まりまた。

今回の「家物語」ではT様邸の施工を追いながら「冷暖房費ゼロ」プロジェクトの実践をご紹介していきます。また、完成後には専門家により住宅性能検査をしていただき、その結果を発表いたします。
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