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家物語

第一話「大黒柱のある家」

最終回 オーナー様の声

連載してきました家物語「大黒柱のある家」の最終回としてオーナーのY様をお訪ねしてお話をうかがいました。

■服田建設との出会いのきっかけは?


まずは良い土地をと探していたのですが、なかなか良い物件に巡り会えませんでした。
あるとき通りががりに見つけたこの土地は、広さといい周囲の状況といい、まさに「これだ!」と思えるものでした。そしてその売り主が服田建設さんだったのです。
ただこのあたりは地価が高いと聞いていたので、連絡するのをためらっていたのですが、偶然見つけた服田建設さんの新聞広告でこの土地の価格を知り、これなら何とかなると思い早速電話しました。これが服田建設さんとの出会いです。

■実際の設計はどんなふうに始まったのですか?


服田さんと設計士の方、そして私たち家族とでいろいろ話し合い、こちらのイメージや要望を伝えました。それらを十分に汲み取っていただき、最初にプレゼンテーションいただいた案でほぼ満足するかたちにまでまとめていただくことができました。

 

■そのときのYさんとご家族のご要望とはどんなものでしたか?


キーワードは「家族」でした。家族がゆったりとくつろげる家、お互いが忙しいときでも必ず顔を会わせられる家、奥さんが料理をしながらみんなで会話を交わせる家、とにかく常に家族がつながっている、そんな家を希望しました。

 

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■それはどんなかたちで具体化されたのでしょうか?


それをいちばん具体的に象徴しているのが、この家のシンボルともいえるこの大黒柱でしょうね。実はこの大黒柱は服田さん側からの提案だったのです。限られた建坪のなかで家族団らんのための広々とした、間仕切りや柱の少ない空間を造り出すためには、1、2階を貫く太い柱と梁が必然だったようです。

 

■「大黒柱」という提案についてはどう思われましたか?


大黒柱というと何か古い民家の象徴のような気もしましたが、リビングの真ん中にデンと居座り、年を経るごとに色が変わりキズもつきながら、家族の毎日や歴史を見守ってくれる大黒柱という存在もなかなかいいものかもしれないと思い、すんなり賛同することができました。そして上棟式のときクレーンで吊り上げられた巨大なひのきの柱を実際に見たときはかなり感動しましたね。

■建築中の状況はいかがでしたか?


とにかく服田建設の社長さん自らがたいへんこまめに現場を見に来てくれました。
細かな進行状況までしっかり把握されれいて、その都度私たちの意見や要望を聞いていただきました。時には、かなり進んでしまった工程にもかかわらず、仕様変更を希望してやり直していただくような場面もありましたね。こんなこと今更お願いしていいかなという箇所も、「ずっと住む家だから」と無理を承知で思い切ってお願いすると、快く聞き入れてくださいました。
それと岐阜県にあるFPパネルの製造工場にも見学に連れて行っていただき、FPの家の優れた性能をたいへん分かりやすく勉強できました。なお、この家は県産材を積極的に活用した質の高い住宅として、「信州ふるさとの住まい助成金」事業により50万円の助成をいただくことができました。

 

■そうして完成された念願のマイホームの住み心地は?


おかげさまでいい家ができたと思います。特に2階のスペースがたいへん気に入っています。表面加工していない木のフローリングと太い梁がむきだしのこの部屋は、そこにいるだけで気分が良くとても癒されます。シックハウス対策が徹底しているせいもあるかも知れません。天気のよい休日など、たっぷりの日差しをあびてここに寝転がっているだけで最高に幸せですね。
それと随所にこちらの要望以上の機能も加えていただきありがたく思っています。例えばこちらの希望には無かった台所続きの食品庫。あえてFPパネルを使わず、常に適度な温度と湿度を保ってくれて野菜などをストックするのにたいへん重宝しています。

 

子供たちも自分の机ではなく、いつも1階のリビングで宿題をしたり遊んだりしています。私たちが目指した「常に家族がつながっている」という希望はほぼ叶えられたかなと思っています。
県産材を使用したことで県の助成金がいただけたこともたいへんありがたかったです。

 

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ありがとうございました。
ライフスタイルにこだわりをもつご夫妻と、かわいい2人のお子様というかけがえのない家族の日々の暮らしの基盤として、そして家族の歴史を刻むステージとして当社の住まいが末永くお役にたてればこんなにうれしいことはありません。


完成したY様邸の様子は「作品紹介」のページでご覧頂けます。

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