Y様邸〈長野市〉
今回ご紹介するお宅は、築36年の住宅のリフォームです。
実はこのお宅、今回ご依頼のオーナー様のご両親のご注文により昭和58年に当社で新築させていただいたお住まいです。今回のリフォームにあたり、有り難くも再び当社にご用命いただける運びとなりました。
ご両親の思いとこだわりが詰まったこの家を何とか活かしたいというオーナー様の強いご要望により、骨組みとなる木材を極力そのまま使用しつつ、現代の住まいに求められる環境性能や十分な強度を生み出し、さらに間取りの一部も変更増築するという、当社にとっても非常にチャレンジングな仕事となりました。
元の家の骨組みを極力活かしつつも、FP工法とトリプルガラスサッシによる高気密・高断熱性、ダイナミック制震工法による優れた耐震性など、最新の住宅性能を実現しています。一部吹き抜けの開放感あふれるリビングなどには、オーナー様のセンスが光るカラフルなパネルヒーター（冷暖房兼用）が彩りをそえ、古い家のリフォームとは思えないオシャレな空間になっています。
一方、和室の欄間には元の家のものを使用、一部の柱もキズが残るものをそのまま使用するなど、ご両親やご家族の歴史や思い出を確かに引き継いだ住まいとなっています。
